お疲れ様です深澤です。
今日は夕方から雪の予報ということで
久々に事務所にこもってデスクワークをしております。
さて、2月のVMD・ 2月の売場作りというタイトルなんですが
2月は閑散期という事で
客数が少ない、売り上げが取りにくい、需要と商品がマッチしていない、、、、etc
小売店にとっては悩み多き1ヶ月なのですが
明確な販売戦略を立て、これを確実に実施出来れば、
年間で最も予算クリアをしやすい月になるという意識に変えることができます。
そこで今日は2月の意識を変えるポイントを3つほど
紹介していこうと思います。
まず一つ目は、お客様の話
2月って日数も少なく、大きなイベントもバレンタインのみですから
1月や3月に比べれば出費も少なく済みます。
そんなタイミングで売場を訪れるお客様は買い物に対する目的が明確であったり
何か新しい出会いが欲しいという意識が高いお客様とも言えます。
だからこそ、いつもよりもアプローチ回数が増やせる売場作りや提案を行うこと
具体的に言うと、いつもよりも提案の箇所数を増やすことですね。
これによって、入店客数が伸びないタイミングでも
アプローチ回数を増やすことで、お客様との接触率を上げることが出来ます。
2つ目は買い上げ率の話
買い上げ率を上げていくというポイントについては
年間のどの月よりも、2月に関しては新しい商品の紹介やテーマ訴求を明確に行うこと
特にオススメの商品に関してはSNSと連動させて
ターゲットを絞った機能・用途・ストーリーを充実させることが重要です。
また、そもそもお客様を誘引、入店に導くためには
VP/PP/画像投稿等の商品提案が重要になりますから
通常月以上に魅せる演出に力入れましょう。
商品提案を行う上で画像や構成など、全体のバランスを良くすることよりも
驚き・WOW感にポイントを置くことが注意や興味を惹きやすくなりますので
瞬発的なインパクトが感じる提案手法に力を入れていきましょう!
そして3つ目は時間の話
客数が少ない分、普段よりも時間の使い方を変えることです。
戦略を練る時間・戦略に取り組む時間・バタバタと忙しかった年末、年始の流れから
時間の使い方を変えることがとても重要です。
通常月よりも商品紹介・提案を丁寧に実施することができる2月
この取り組みの成果が実売期に入る3月にも繋がっていきます。
また、日中の天候状況やお客様の動向を見た上で
春商品シフトを急がずに、冬SALE商品を使って新たな提案や工夫をすることも
十分に成果を出すと考えますので、時間の使い方を変える1ヶ月として戦って見ませんか?
皆さんの参考になれば幸いです
ではでは
VMDの意味やVP・PP・IPに関しては
以下に詳しく解説しています。
最後までありがとうございました。
ブログ内の写真は全て弊社の実績となります。
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深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。