黒子感激!!
お疲れ様です深澤です。
9月に入り、新たなお客さまとの取り組みもスタートしたことで
毎月々、深澤企画にてVMD計画や指示・運営をサポートさせて頂いている店舗数を総計していくと
おそらく国内では900店舗以上になるのではないかと思います。
私達は、本部からの指示・計画を純粋に実施していただけるように
基本的には表に出ずに
質問疑問が生じたり、指導や教育が必要な際にだけ矢面に立つようにしております。
あくまで深澤企画は、売上目標を達成するために
商品とお客様そしてスタッフが輝く舞台を影で支える身として
売場の問題課題を解決し目標を達成させる黒子であることに徹する!
これを20年続けてまいりました。
ですから、自らのセンスや意志において、それを作り出すVMDコーディネーターでもVMDクリエーターでも
VMDデザイナーでもなく、
小売経験・店舗運営の経験がなくとも、学べば取得できるVMDインストラクターでも無いわけです。
少し、毒を吐いておりますが(笑 お許しください)
何が言いたかと申しますと、大変地味な作業が多い職なのです。
しかし先日!!見たこともないお名前の方から一通のメールを頂戴しました。
以下、許可を得て掲載しております。
株式会社深澤企画 代表取締役深澤 智浩 様
はじめまして。
〇〇県在住の売り場が大好きなH・Kと申します。
この度は勝手ながら感謝の言葉を伝えたく思いメールいたしました。
前職が小売業(ドラックストア)だったため、スーパーやドラックストアに入店してしまったら最後、
必要なものをてにしても、「なぜこの店はこの陳列なのか」「このお店は何が売りたいのだろう」
「なんかこの什器機能的だしかっこいいなぁ」なんて考えながら店舗俳諧をしてしまうのが癖になっております。
大学卒業後、新卒で入社したドラッグストアで、売り場作成や従業員のマネジメントをしていました。
少し変わったドラッグストアで、大型店舗と言われる店舗では生鮮を扱う店舗があり、
自分は生鮮担当をしつつ、お薬の販売接客や、店舗業務をこなしていました。
その中でも1番楽しかった業務は売り場作りでした。
毎日いきなり送られてくるスポット商品の野菜たちを頭をフル回転させて売り場作成したり、
売上の最大化を図るためにクロスMDを考えるのが好きでした。
白菜が安くなれば鍋の素を置いてみたり、
サラダ菜が安ければきゅうりとトマトとドレッシングを並べてみたりと、
主婦のお客様向けに今晩の献立を提供する感覚で売り場を作っていました。
しかし、ある時家庭の事情で仕事を辞めて〇〇県に引っ越すことになりました。
引っ越しをするならと1年発起し、現在はひとり起業家として、電子書籍出版関係の仕事をしております。
独立してこの仕事を1年間続けることができています。
時間と場所に縛られなくなり、理想的な働き方かと思いながらも、
なんとなく悶々とした日々を送っていました。
そんな時に、コーチングをされている方と出会いました。
話すうちに本当にしたかったこと、やりたいことはVMDではないかと今になって気が付くことができました。
(VMDという言葉は深澤企画のホームページを見て初めて知ったのですが、、)
とにかく売り場にかかわる仕事がしたいと改めて思うことができました。
今まで、進学や就職、退職も親や家族が望むからと誰かのせいにして生きてきました。
そんな中で初めて自分でやりたいと思える仕事が売り場づくりの仕事であり、VMDであると明確になりました。
ホームページの伝説のメルマガは全て拝読させていただきました。
PAL’S Barに来店される方々と深澤さんとの会話はどれも興味深く、面白く、食い入るように拝見し、1晩で読んでしまいました。
その中でもディスプレイに一生をささげるIさんはとても強烈であり、尊敬する女性になりました。
仕事と作業の分かれ道では、部下や同僚がどんどん作業の道に進んでいくことを思い出し、深く共感をしていました。
メルマガを読破した後にまた小売業に戻ることを決断し、SMの青果MDの仕事に転職するためにエントリーシートを送りました。
近い将来、深澤企画さんとお仕事ができることを夢見て、小売業に自分の人生をかけてみようと思いました。
お客様に興味を持ち、お客さんに商品の価値を気付いてもらえる売り場作りを目指しております。
長くなってしまいましたが、私の人生を変えるきっかけになりましたので感謝の言葉を送らせていただきます。
と、このようなメールをいただいたのですが
ありがたいことです。
私はVMDコンサルタントと名乗っており
皆様の売場の黒子として課題・問題・難題を解決し
その上で成果を上げていく、そのこと一点集中の取り組みでやってまいりましたが
改めて、今の20代や30代の方々から見て、その仕事を面白く感じていただき
この方の人生の選択に影響を与えることが出来ていたなら
とても光栄なことだと思うわけです。
毒を吐きつつ日々の課題に取り組む中で
毒を吐く黒子の目にも本当に大粒の涙が出るようなメールでした。
H・K様 メールをいただき本当にありがとうございます。
こうやって、アクションを起こすH・Kさんは
これからまだまだ波風は耐えないかと思いますが
きっと、後悔のない時間を過ごしていけるのだと思っております。
お互いに頑張っていつか、現場でお会いできたら最高ですね。
その日まで私も精進いたします。
そしてH・Kさんからいただいたメールを思い返し
一週間は毒を吐かずに頑張っていけそうです。
短いですかね、、、、、、、すいません、、、、
最後までありがとうございました。
H.K様のようなメッセージ、まだまだお待ちしております
(*調子に乗り申し訳ございません)
店舗・売り場に関するお悩み、またVMDコンサルティングに関すること等、
先ずはお気軽にご相談くださいませ。
お問い合わせはコチラから。または、info@fukasawakikaku.netに直接メールいただいても結構です。
弊社で実施している取り組みや
VMDの意味・VP・PP・IPに関しては
以下に詳しく解説していますので、こちらもご覧になってみてください。
ではみなさま、本日もご安全にーーーー
深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。