お疲れ様です深澤です。
もう12月、本当に一年があっという間ですね。
さて、昨日は久々に一日で9店舗を周り、チェックと簡単なOJTを実施してまいりました。
この9店舗に関しては、来週もう一度訪問してレイアウト改善や詳細な指導を実施していきます。
売り場作りやVMDの研修、指導の中で必ず質問を頂くことがあるのですが
それが今回のタイトルである
『売り場作り・VMDにもトレンドってあるんですか?』という内容です。
これに関してお答えするなら、売り場作りやVMDにトレンドがあるというより
顧客の購買行動・購買心理によって
売り場の構造(環境面)が変わりますし
商品のトレンドや商品に対するニーズとデマンドによって
提案の仕方や演出方法が変わります。
当たり前の話です
お客様の変化が売り場を変えていきます!!
では、この2021年はどうなっているの?というのが気になりますよね。
一括りに、これにお答えするのは流石に難しいのですが
目的性の高い商品ほどオンライン比率が高くなっていますので
リアル店舗では目的性の高いお買い物をして頂くよりも
発見と発信がゴールになるような売り場作りを実施していくことが必要です。
私のお客様においても、衝動的な商品との出会いの演出
お客様による発見と発信に力を入れた取り組みを実施している店舗ほど
入店率・滞在時間も延びる傾向にあるようです。
また、商品の提案手法としても
コトよりの提案から
専門性の高い物よりの提案に回帰している傾向が見えておりますので
この辺りも参考にしていただければと思っております。
最後までありがとうございました。
みなさま本日もご安全に!!
深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。