道を極める人々
今日のトップ画像は、ブログの内容とは全く関係ありませんが
時短営業になった花屋さんの開店を公園のベンチで待っていた際の写真です。
さて週末は自粛も兼ねて、自宅でフジロックフェス2021を鑑賞しておりました。
色々と考えることが多いこのタイミングでの開催でしたが
出演されている方々を見ていると
古臭い表現の仕方で申し訳ないのですが、
魂を揺さぶるとでもいうのか、心に刺さるというのか
グッとくる、言葉と熱量の高い演奏力という人間性と音楽の本質的な
表現の部分に見るべき価値を感じる事ができました。
本当に私の主観なんですが、世界的に見ても、これだけロックフェスが多いのは日本だけなんじゃないでしょうかね、、、
今世界的に見てもROCK BAND、ひいてはROCK MUSIC自体が若者の音楽の中心として存在しているのも
日本特有の文化になってきているのではないかと思います。
世界のストリーミングサービスのTOP100を見ても
いわゆるROCK BANDは10組程度しか入っていないんですよね、、、、、なんか寂しいのですが
あくまで調べて感じた個人的な感想として、
音楽を含めたエンターテイメント、食や産業においても、日本の国民性ってとにかく極めていくことが好きですよね。
取り入れる事自体は遅いんですが
一旦、動き出すと、とにかく極めていく。
『その道〇〇』『〇〇道』
なんて言葉をとってみても、一本の道を極めることが美徳とされる国民性を持っていると考えます。
ただ、
道を極める分、時間も掛かりますし、他人や他国が違う動きをしても
中々周りの状況に目に入らなくなるなんてことも多いのではないでしょうか?
そんな事が、フジロックと、フジロックとは別にYOUTUBEでオススメされる
最新の海外アーティストの動画を見比べているだけでも感じることが出来ました。
ある意味 100年位一度の変革期と言われる、この世界で
この極める国民性が、各分野の変革や成長に対して
どう影響を与えていくのか?
また、私自身、モノを売るという仕事を極めて行く途中にありますが
真っ直ぐに一本の道を歩ことが、是となるのか?それともどうなのか?
面白くもあり、恐怖にも感じます。
今は、これまで以上に速く、そして広い視点で顧客が求める価値や機能
さらには、顧客が持つ時間の使い方を考える必要性を強く感じております。
極めることは勿論難しい、でも歩む道を変化させることはもっと難しいのかもしれませんね。
最後までありがとうございました。
ではでは
みなさま、本当に感染が広がっている状況でありますが
本日もご安全に
深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。