VMDのハードな出張 3
この出張を綴る最後に なぜこんなに中国での仕事に取り組んでいるのかを少しお話します。
勿論 私には日本にもお客様がいて今後も誠心誠意大切にお手伝いをさせていただこうと思います。
ただ中国に行くまでは 特に言葉の問題
例えば日本で開催されるビジネス関連のセミナーは簡単なコトを説明するにも横文字やファッション用語
ビジネス用語が沢山出てきて実際に何を言っているのか私自身も聞いていて分からないことが沢山あります。
こんなことを漢字の国に行って改めてホントは誰にも正確には通じないと痛感ました。
今では 特に専門用語を省き日本語で出来る限り分かりやすく説明する研修のほうが日本でも高い評価を頂いています。
また ファッションや小売で まだ中国のレベルが遅れているから行くのでは?とも思われがちですが
現地に行って見れば、そう思われている方々の殆どがスケールの大きさや欧米欧州との企業との直接対決に尻込みするんじゃないかと思います。
今 中国は極端なスピードで各分共にやはり世界的に急成長しています。
アパレルWEB千金楽社長に中国での仕事をする以前にこんなことを言われました。
「3年後 5年後になって中国に行ったって何の仕事も無いよ その頃にはもう 出来あがちゃってんだよっ!!」
「だから 今 もうやれてなきゃ駄目ッ!! 今信頼されてなきゃ駄目」
「中国だけの話では無いよこれはッ」って言われました。
このブログやメルマガの読者様はイギリス スペイン アメリカ 中国 韓国など世界中で読んで頂いています。
私の仕事を国内だけでなく 世界標準でサービス提供するには
今、世界の目が集められている中国に行くのは当たり前の必然であって単純に景気が良いとか
何とかという理由だけでは無いんです。
そしてそれが 必ず最後には自分の国を理解し 日本での仕事に役に立つ唯一の方法なのではないかと今は考えています。
だから これからも 行きますよ・・・・・GO FOR ITです。
深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。