僕ら1970年代生まれの皆さんなら一度は
アニメ キン肉マンで歌われていた牛丼、吉野屋のテーマ
『♪牛丼一筋~ 早いの美味いの安いの~♪』この歌を口ずさんだことがあるんじゃないかと思います。
この歌はまさにファーストフードの神髄を歌ったモノであり
早くて・安くて・美味い、この3拍子揃った店舗やサービスこそが、
我々世代の購買・購入価値の基準ともなっていったと思っています。
そして、あれから30年
消費の中心になった我々世代は、
コンビニコヒーであり、ファーストフード店の鍋料理であり、そして食品系の店舗で現れ始めた熟成倉庫なるものの出現によって
じっくり、ゆっくり時間を掛けて食さなければならぬものでも
早く手に入れ、そして簡単に食すことが出来るようになりました。
先月 モノ→コト→ヒトという記事も書いたんですが
ヒト同様にトキ(時)の魅せ方が2014年の売場作りのキーワードになる事は
間違いないでしょうね。
モノ・コト・ヒト、そしてトキ(時)の価値が私達が生きている時間の中でどこまで
進化していくのか楽しみでなりませんが
まずは来年に向けて ヒト、そしてトキを
『どう魅せて感じさせて行きましょうかね~』
ワクワクですね。
ではでは
深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。