売場作りのマニュアル作成と出張
先日SEOについて書かせて頂きましたが
やはり中々成果として検索順位が伸びずにいる深澤です。。。
さて、日曜日から熊本に出張に行ってまいりました。
この6月から出張回数が予定としても増えてきています。
また、少しづつではありますが
リアル店舗の今後の運営を活性化させる為の売場作りのマニュアル作成の依頼もございまして
制作と出張、そして新規のお問合せ対応と週明けからバタバタとしております。
さて今回VMDマニュアルではなく、売場作りマニュアルと明記させて頂いたのは
他でもない、商環境としての基礎基本を確実に押さえた上で
VMDを戦略的に実施したいとの思いがあり
売場作りマニュアルとさせて頂きました。
実は、マニュアル作成依頼を頂いたお客様 弊社にてサポートする以前は
SP会社がVMDの運営サポートをしておりまして
POPやプロップ、ディスプレイツールや商品什器を月々の商品提案に合わせて、VMDスペースと呼ぶ場所に送り込み
設置するという運営をVMDとして取り組んでいたそうなのですが
弊社が入った時には、そもそも商環境(売場)としての原則原理が出来ておらず
確かにVMDスペースは毎月お金をかけて派手に出来いるんですが
それ以外の商品提案から定番への商品連動や動線・導線計画
レイアウト、照明、スタッフの待機位置、、、、、ここにあげるのが面倒な程
破綻状態!!
今回早期是正案件として、SD(ストアデザイン)の基礎
商環境の原則原理を一気に解決し、それと連動させながら売り上げ状況を改善させるVMD運営を構築していきます。
その取り組みとして、我々も売場に入り込みますが、営業・ラウンダーさん達と協力しながら
チェックリスト付きのマニュアルを使って、出来ることから改善を実施していきます。
実はここ数年、結構な頻度でVMDは出来るけど商環境の原則原理を知らないVMDの専門職の方の後始末を任されることがあります。
(こういうセリフって老害になっているのかな、、、、昔はさ、、とか、、、僕らの現役のころはさって
言う懐かしおじさんになっているのかと心配にもなるんですが、現実的に被害が出ているのでここは書きます。)
VMDの免許はあるけど、皆が売り上げを競うレースの場には出たことが無いって感じでしょうかね、、、、、、、
お客様の売り上げに関することなので、本当に怖いことなのですが
むしろ、レースに出たことがないからこそ、教室で学んだVMDを、結構な高い予算のお店やチェーンに持ち込めるんでしょうね。
私がどうこう言う問題ではないのかも知れませんが、、『店頭のVMD以前に店を先ずは売場にする!!』って
結構大変なんです。
ちょっと愚痴っぽくなりましたので、今日はこの辺で
みなさま、天候も安定しませんが今日もご安全に
深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。