夏の店頭アレンジメントとして、昨日は横浜ディスプレイミュージアムにお邪魔致しました。
店舗の皆さん、いつも親切に対応してくださいありがとうございます。
また営業のH さん、何末に向かってのPJのお手伝いお願い申し上げます。
さてさて、SDGsが叫ばれる中、造花の利用も色々と問題が出てきます。
1ヶ月しか使わないのに勿体無い
そもそも、持続可能な取り組みを考えると別の演出方法がないか?などなど
こんなところにもSDGsです。
最近では再生可能素材やエコ素材の造花も登場しており
おーーーこれを使えばSDGs ん? ん?
うーーーん、何がエコに? 持続可能な取り組みになるのか?
難しいと思えるばかりですが、
今は利用量を最大限減らしながら、出来るだけ鮮度が落ちない利用スパンにて
さらに過去に利用したアレンジを組み替えながら、私なりの努力をしております。
それにしても、この数年、流木や花を大胆に利用したテーブル提案のVPが増えましたね。
花を使うこと自体は、僕自身も非常に好きな内容なんですが
幾つかの店舗を見ていくと、古いブーケが残っていたり
季節や商品イメージに合わない内容のアレンジメントやブーケが
賑やかしとして店舗に散乱しているのを目にします。
でも花を使うって、ある意味一番
魅せる上での賞味期限が短く、まさに花の命は短いという言葉通りに
瞬間的な輝きを利用する提案演出ですから
長く使ったり、放置してはマイナスイメージにつながります。
一般のお客様は気にしないという方もいらっしゃるかもしれませんが
私自身、アレンジを作りに店舗に伺うと
お客様にも、今月はいいね
先月の方が良かったんじゃないの?なんて声をかけてくださるお客様がいるくらいですから
やはり、見られている意識
魅せるに値する演出、これにはどんな時代になっても手は抜けません。
この夏の、商品以外でも少しでも店舗を訪問してよかったと思っていただけるような演出
手を抜かずに実施していこうと思っております。
気温もどんどん上がってきていますね。
みなさま本日もご安全に
ではでは
深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。