おはようございます深澤です。
ようやく12月らしく冷え込んできましたね、
明日から青森出張となっておりますので、防寒の準備をせねばと思っております。
本日はOTS OPPORTUNITY TO SEE 日本語で言うなら
『目にする機会』について書いてみたいと思います。
VMDって一言で話せば3段階で売場作りを実施する手法なんですが
日本ではVP→PP→IP
海外では、その目的を重視してREACH→STOP→CLOSEと簡単に記されることが多いように思います。
リアル店舗においてもECサイトにおいても
タイトルにもあるようにOPPORTUNITY TO SEE
お客様が目にする機会を作り
購入の目的に合わせて露出を高め
商品印象を向上させる提案を実施し
売れ口を増やしていくという考え方ですね。
買い物をするお客様は、約2秒でパッと見て
脳の中にある扁桃体にビビッと信号を送ることで
見たい・触れたい・欲しいと買い物モードを深めて行きます。
もちろん、沢山の情報や店舗・商品に囲まれ生活してる私達にとって
お客様にとって特別だと思っていただける様な
OTSを作り出すのは非常に難しいことなんですが
お客様の足が向かう場所に、お客様の必要な価値を露出させ
お客様の目の前に店舗を置き、必要な商品を並べることを目指すのが
我々の目指す究極のサービスであると考えております。
ではでは
深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。