VMDとは基本的にVP/PP/IPという3段階のプロモショーン活動を
店舗内で実施することを目的とした売場作りの概念です。
この3段階のプロモーション活動を実施する為に
レイアウトプランや動線計画を見直していくのですが
大型の店舗では商品カテゴリーや什器毎に
詳細な3段階の売場作りを実施していくことが重要です。
要は商品内容や売場のサイズに関係無く
どんな小さなコーナや什器内でも
3段階でPR活動を考えていくことで
VMDは実施できるのです。
ではVP/PP/IPそれぞれの目的を確認していきましょう。
VPの目的はPR活動の中でも
REACH
その活動内容の到達度合いを重視します。
よって、目を引くインパクトが重要視される訳です。
PPの目的は
STOPです
お客様の足を止め
手に触れさす
それを重視していかなくてはなりません。
そして
IPの目的は
PURCHASE
購入して頂くことに他なりません。
私のクライアントでは
VP PP IPという呼び方だけでなく
その目的を用語して
REACH→STOP→PURCHASEという様に
3段階の呼び方を変えているお客様も少なくありません。
3段階で取り組む売場作り
目的を明確化し
売場作りの取り組み時に生まれる
Why 〜なぜ〜 を明確に
示していくこと
時間と労力を掛けて取り組む内容ですから
目的を明確にした取り組みこそが重要になります。
ではでは
深澤 智浩
株式会社深澤企画 代表取締役
パリをはじめとする海外の店舗や、国内のSM/GMSでのあらゆる店舗・売場の店舗デザイン・店頭戦略を学び、独立。現在は、小売業からの依頼に加え、メーカーからの販促提案・ショールーム展開の相談など様々な業種・業態の店頭戦略(SP・VMD・設計・店頭ブランディング)を、年間100件以上行っている。近年では、ショッピングモールやチェーンストアからの依頼も多くなっている。また、「商業界」の教育講座、デザイン専門学校、企業研修でも指導にあたり、人材育成にも注力している。